著者:ジョン・オナイアンズ/イースト・アングリア大学(イングランド南東部ノーウィッチ)教授(美術史専攻)、美術史研究所所長。1942年生まれ。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジで古典学、ギリシャ・ローマ考古学を学び、ロンドンのウォーバーグ・コートールド研究所で美術史、建築史を研究。ニューヨーク、アムステルダムで美術史、建築史の講座を担当、ギリシャ・ローマ美術、ヘレニズム美術と建築、ルネサンスの美術と建築に関する著作と論文多くを執筆。『建築オーダーの意味Bearers of Meaning』で1989年度サー・バニスター・フレッチャー賞を受賞。
●内容(「MARC」データベースより)/古代から近代に至るオーダーの変遷を作例と史料に基づいて記述する。オーダー成立の史的背景、古典様式の理念など、形態と様式の背景にある建築思潮の系譜と発展を重視。特にヘレニズム時代のオーダーについて深く解読する。 ●土居の担当は、古代、ウィトルウィウス、ルネサンス、ヴェネツィア、セルリオなど。