内容(「BOOK」データベースより)「時代精神」よ、さようなら。「精神」によって硬直化してきた「建築」を、「言葉」によって解きほぐす。 ●内容(「MARC」データベースより)
精神というものは存在しない。言語のみが存在する。「時代精神」の幻想にしばられてきた、建築史・建築批評を批判し、「精神」によって硬直化した「建築」を、「言葉」によって解きほぐす。 ●自注:辞書を編纂するというのは、さまざまな言語活動が実践されたあとの、事後的なまとめである。辞書は基本的に、用例の収集であり、整理である。しかしそれは機械的な分類にとどまらない。事後的であるからには、反省的であり批判的でありうる。そして言語の体系はパラダイムシフトしうる。その可能性をさぐろうとした。