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2010.12.02

リヨンに雪はふる・・・・

11月30日、やけに寒いなと感じた。あまりに寒いのでランチに地酒ワインをたのむ。とても美味。夕方から雪が振りだす。天気予報は注視していなかったので、そんなに気にしなかった。しかし夜になるとかなり雪は積もってきた。さすがに心配になってテレビやらインターネットで気象情報を集める。心配になる。明日は予定どおりパリに移動できるのだろうか?

12月1日10時。窓から悪戦苦闘するマイカーを眺める。スリップして、とても車で通勤といった状況ではない。子供たちははしゃいでいた。

大家と清算などする。滞在はどうでした?とてもよかったです。成果もあがったし。でもすごい雪ですね。交通はどうなっていますかね。バスもタクシーも止まってしまったようだし。リヨンはね、雪がふるとすべて麻痺するの。そう決まっています。そうですか。メトロまでガラガラ転がして、リヨン駅までいって、そこでTGVにのります。それが一番いいわ。そう、ここの名刺わたすわね。ありがとう。よいご旅行を。パリもいいでしょうね。さよなら。さよなら。

大家は、推測するところ、中学校か高校の教師で、退職したっていうところ。大きめのアパルトマンをふたつにわけて、自分の住まいと、旅行者用のアパルトマンとした。観光局みたいなところにちゃんと登録していて、ホテル扱いである。ほっといてくれるのでとても楽。でも隣には大家が常駐していてとても安心感がある。フランスならではか。部屋は50㎡もあって、天井も高い。機会があったらまた来たいものである。

地下鉄の駅まで、ガラガラを引きずる。15分歩く。バスもタクシーも走っていない。旅行者にも、これが大雪による非日常だとすぐわかる。ごくまれにマイカーや商業車がとおる。慎重に、ゆっくり走る。どうやらチェーンなど準備していないようだ。雪が降ったらあきらめる、そんな観念した態度で、ゆったりしている。

リヨン駅。みんな心配そうに発着の掲示板を見つめる。ぼくのTGVは定刻3分前にやっと掲示がでて、みんないそいで乗車。座ってやっと安堵感。6分遅れで発車し、パリには20分遅れで到着。リヨンでは積雪30センチだったことを考えると、順当すぎるくらいであった。

パリも氷点下で、寒い。でも宿につくと、また安堵感に満たされる。定宿。いつものモノプリ。いつものブランジュリ。夕刻、みんなそれぞれのささやかな幸せのために急ぎ足で歩く。パリはパリ。

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