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2007.10.27

BBQからRennesへ

 10月25日はマンション屋上庭園でBBQパーティー。8年ぶりでした。今回は若い留学生たちに日本の平均的住まいを見せるという口実があった。フランス人4人、アメリカ人2人、マレーシア人1人と研究室の学生であった。屋上に集まってから、網がない、炭がない、・・・でもすぐ買いだしで、なんとかなるものであった。

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 2次会はぼくのマンションで。畳の説明からするので、建築談義もまだまだ初歩である。屋上はビール、室内はフランスのワイン。グローバル化のなかでフランスのワインは危機的状況である。日本人が飲んであげなければ滅亡するかもしれない。どんどん飲もう。

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 気になることといえば、最近の日本人学生のPC離れ、留学離れである。グローバル化のなかで海外留学経験は誰もがするミニマムな条件となっているのに、この国だけが(この地方だけが?)内向している。世代論的にいえば、ぼくの世代で大学で建築を教えている、すくなくともぼくの友人たちは、ほとんど留学や海外派遣などの体験をしている。今の若い世代におこっているのは、その反動なのだろうか。時代的にいえば日本の建築学生は、50年代、60年代はアメリカ指向が中心、70年代、80年代はヨーロッパも視野にはいり、90年代以降はアジアの存在がおおきくなった。とすれば、日本はむしろ自発的に先行して意識だけはグローバル化したが、その反動で(一時的に?)内向するということなのであろうか。地方だけの現象ならむしろいいのだが。

 翌26日、朝一の便で中部空港へ。地方空港をそのまま大きくしただけの空港である。商業施設の充実ぶりがうたわれたし、都市としての空港というコンセプトはかなりまえからあるが、どうせやるならアメリカ型のショッピングセンターくらいやれば。

 パリ・シャルル・ドゴール空港。さすがに国の玄関として威厳をしめそうという意図がはっきりしている。でもそれももう古いのではあるが。

 空港では、TGVの駅まで行こうとしてガラガラを引っ張っていると、警官が旅客を追い出して、立ち入り禁止エリアをつくっていた。そして大音響がとどろいた。爆発のようであるが、被害が出るようなものではなかったようだ。20年前のパリの連続テロを思い出した。あのときはイラン系のテロ組織であった。フランス政府は最近、イランに対して強硬な姿勢をとるようなことを示唆をしている。おそらくフランス国内でもなにかおこるであろう。

 テレビ、インターネットでも事故の報道なし。それよりもエールフランス・スタッフのストがトップ記事である。じつは鉄道もあぶなかった。レンヌまでのTGVがストだったらどうしようと、そのことがいちばん心配であった。チケット自販機も能率が悪く長蛇の列。フランス人は変わらない。まるで連帯を確認するためであるかのように、忍耐強く列にならぶ。それでも定刻どおりレンヌに到着。ホテルのインターネットがADSLなのに閉口。でも同僚からのメールはうれしかったですね。

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屋上緑化!屋上が庭園に、楽園に!省エネも節約もしましょう!屋上緑化を進めると、室内の温度が2度~3度下がると言われています。緑は太陽からの直接の熱をストップしてくれるのでだ!いいですね屋上緑化!ありがとう緑!最近ではビルの屋上もどんどん緑化されていますよね!室内の温度が下がるので、緑化すれば省エネにもなるし、節約もできますよね。屋上が緑化すればどうでしょう!そこはまさに楽園です、�... [続きを読む]

受信: 2007.10.27 15:06

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