東方旅行(019)1987年12月18日(土)トレムセン(アルジェリア)
東方旅行(019)1987年12月18日(土):【移動など】12h14Maghnia発→13h32Tremcen着。17h30 Tremcen発。だからトレムセンで4時間ほど暇つぶしをした。【切符】Maghnia/Alger片道切符、2等、Tlemcen, Oran経由。114DA。
【いちおう建築見学】トレムセンでの乗り換えの合間、あまり歩く気はしなかったが、とりあえず見学。ここは歴史的にも由緒ある古都であり、交易の中継基地であり、イスラムの文化をはぐくんだ場所なのだが、ぼくにとっては残念ながら重要目的地ではなかった。・・・モスクの塔は四角。町並みはフランス風。駅前通り、並木道。建物、コロニアル風、擬洋風あり。なかにはモダンデザインも。
トレムセンの住宅。アルジェリア人のお金持ちの戸建て住宅にように思える。左はフランスの地方にあってもおかしくない。右はベランダが気持ちよさげである。
左は車中からの風景。中は絵はがきの接写で、昔からのモスク。右はおそらく近代になって建設された新しいモスク。
【食事】しかしdemi poulet(チキン丸焼きの半分)35DAは高すぎはしないか。
【乗り換え】Oran駅には深夜ついて、早朝発。ホテルもなく(なかったと記憶しているが・・)駅で夜を明かす。ベンチで横になっているとつい眠ってしまうが、そうすると見回りのポリスが強制的におこす。ぼくのような外国人だけではなくアルジェリア人にもそうする。
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