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2007.06.28

metroを読んで

パリのメトロで配布されているmetro紙(07年6月28日)を読んだ。Vélo'vなる、共同使用の自転車である。リヨンではすでに2年前からはじまっている。大リヨン(リヨンを中心とするコミューンのコミュニティ、自治体連合)が主体となっている。国は道交法を改定するなど対応すべき、対応しているが、積極的に自転車促進ということでもない。あくまで自治体が主体。リヨンでは7万人が登録ずみである。盗難、修理はそれに比例して増える。2006年は盗難が400台、修理が350台。利用形態は、男性が朝通勤に使うのが大部分で、まだまだ「メンタリティが変わらねばならない」。自動車信仰はまだ根強い。オランダ、ドイツ、北イタリアなど自転車先進地域ほどは進んでいなく、しかしイギリスほと自動車一辺倒ではなく、フランスの諸都市はそこそこ、という自己評価である。そういえば6月中、レンヌでもパリでも駐輪施設が整備中であった。パリでは2007年7月15日からパリでも利用可能になる。とりあえず1万台準備する。特別仕様である。重量22キロ。頑丈。ワイヤなし。照明完備。カゴ付き。3段変速。・・・など。パリでは10年以上前から自転車の日というのかしらないが、道路を自転車に完全解放する日があったが、今日では自転車専用レーンも増えて、より便利になるのだろう。しかし自転車のデザインがタウンスケープの重要なエレメントとなるはずだが、色、形ともいいデザインとは思えない。

metro紙のもう一件。大学改革。フィヨン内閣はバレリー・ペクレス高等教育研究担当大臣のもと、大学改革案を提出したが、それをすこしゆるめる方向。学士から修士に進学するときに、学生を選抜するという方針が撤回された。大学の財政的独立性というものがより選択的となった。運営会議のメンバーは60人から20人に減らすつもりだったのが、30人となった。教員組合もこれは許す見込み。もっともこの改革で、エリート校と特定職業に結びついたプロ養成校との分化がよりはっきりするという論調もあった。フランスでは教育改革は年中行事なのであるのでとくに驚かないのだが・・・・

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